SCStreamingLive

- 2008-02-15

去る2007年12月自分が所属する学校でコンピュータ音楽やってる人の集まり ic2007と言うのがありました。 そこでスパコでストリーミングセッションを行ったのでその事後報告と言うかまとめ。

何をやったかと言うとスパコが立ち上がっているサーバにみんなでシンセやコマンドを送り合い、それをサーバ内でルーティング、ストリ−ミング配信でセッションライブをすると言うもの。 詳しくは ここの導入ページ。

演奏者も同じストリーミングを聴きながら演奏するのではっきり言って目隠しで次の音を決める感じ。コマンドを送ってから音が鳴るまでのラグが1−2秒あって、それもまた面白かった。

さらにセカンドライフやってる友達がいて、ライブ中ストリーミングがセカンドライフ内でも共有されてて何人かのリスナーがそこで聴いてたとか..。けっこうわけわかんない事になってたらしい。

スパコの面白いところは何度も言うようだけどやっぱりサーバクライアントという構造だと思う。UDPを介してOSCでコマンドを送り合ってる。これは他のDSPソフトには見られないユニークなところ。今回のライブはサーバがリモートでも演奏可能でしかも複数人数でも行けるってことが証明されたいい企画だったと思います。

スパコのサーバは今でも立ち上がっていていつでも演奏可能な状態です。 ストリーミング配信プレイリスト(m3u)につなげば今なっている音が聞けます。試してみてください。(無音と言う事は何もシンセがなっていないと言う事です)

もう既に場は出来上がっているので、またセッションライブをやるのもいいかなと思います。(でもぶっ続けで音が鳴っているのも面白いな)、何か面白いアイデアが浮かんだら教えてください。是非なにか活用しましょう。

とにかくスパコは単なるソフトシンセでは無い、いろんな可能性があるなぁと思いました。